医療費節約!〜2023年4月からは「マイナンバーカード」を「保険証」として使おう〜

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医療費節約!〜2023年4月からは「マイナンバーカード」を「保険証」として使おう〜

マイナ保険証とは何か?

「マイナ保険証」とは、日本国内で健康保険を利用するための新しい保険証のことです。正式名称は「マイナンバーカード(個人番号カード)」で、これまで健康保険証や社会保険証として発行されていた紙の保険証と同様に、医療機関での受診や薬局での薬剤師による調剤時に提示することができます。

マイナ保険証には、個人番号や健康保険者番号、被保険者証記号・番号、医療機関の受給者番号などの情報が含まれています。また、QRコードも付いており、医療機関の受付でスキャンすることで、診療情報や保険証の有効期限を確認することができます。

マイナ保険証の導入により、保険証を持ち歩く必要がなくなり、紛失や破損の心配も減ります。また、健康保険者によっては、マイナ保険証を利用することで、保険料の自動納付や各種手続きの簡略化など、様々なメリットが得られる場合があります。

マイナ保険証の仕組みについて 

マイナ保険証は、個人番号カードという形で発行され、健康保険の証として利用することができます。個人番号カードは、国民一人ひとりに割り当てられた12桁の個人番号が記載されているカードで、健康保険証の機能を持ちます。

具体的には、マイナ保険証には以下のような情報が含まれています。

  • 個人番号:国民一人ひとりに割り当てられた12桁の番号
  • 被保険者証記号・番号:被保険者が所属する健康保険団体の種類と、被保険者自身の団体内での識別番号
  • 医療機関の受給者番号:医療機関が保険組合から受け取る番号
  • 保険者番号:被保険者が所属する健康保険組合の番号

これらの情報が記載されたマイナ保険証は、医療機関での受診や薬局での調剤時に提示することで、保険の適用を受けることができます。また、保険証の有効期限が切れるたびに、新しいマイナ保険証が発行されます。

マイナ保険証は、紙の健康保険証と同様に、医療機関での受診や薬局での調剤時に提示することができますが、QRコードが付いており、医療機関でスキャンすることで診療情報や保険証の有効期限を確認することができます。また、マイナ保険証には電子署名機能が搭載されているため、医療機関とのやりとりや手続きにおいて、安全かつ迅速な処理が可能になっています。

マイナ保険証と、これまでの保険証、医療費の差はどれくらい?

2023年4月から、従来の保険証で受診する場合とマイナ保険証を使う場合で医療費に差があります[2]。現在、窓口負担が3割の患者のケースでは、初診の場合、マイナ保険証で受診すると6円、従来型の保険証で受診すると12円の追加負担が発生します[2]。2023年4月からは、従来型の保険証で受診する場合は追加負担が6円値上がりし、初診の場合は12円から18円になる見通しです[2]。一方で、マイナ保険証で受診した場合の負担額は現在と変わらず据え置きになるとみられます[2]

現在2023年4月〜
これまでの保険証初診時12円18円
再診時0円6円
マイナ保険証初診時6円6円
再診時0円0円

政府関係者によると、追加負担の差を広げることでマイナ保険証へ誘導し普及を加速させる狙いがあります[2]。しかし、この誘導策に対して街の人からは困惑や不満などさまざまな声が上がっています[2]。また、マイナ保険証に対応していない医療機関では患者の追加負担は発生しないため注意が必要です[2]

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マイナ保険証のメリット・デメリット

マイナ保険証のメリットとしては、以下の点が挙げられます。

【メリット】

  • 身分証明書としても使用可能:マイナ保険証には、個人番号が記載されているため、身分証明書としても利用することができます。
  • 持ち運びが簡単:マイナ保険証は、紙の保険証よりも小さく軽量であり、持ち運びが簡単です。また、紛失や破損の心配が少なくなります。
  • 医療機関での手続きがスムーズ:マイナ保険証には電子署名機能が搭載されており、医療機関とのやりとりや手続きにおいて、安全かつ迅速な処理が可能になっています。
  • 安全性が高い:個人番号が暗号化されているため、個人情報の漏洩や不正利用のリスクが低くなります。
  • 更新/変更がいらない:転職等のライフイベント後でも、保険証としてずっと使えます
  • 体/お薬のことがみんながわかる:患者の同意を得たうえで医療機関・薬局が患者の健康診断の情報や処方されたお薬の情報を閲覧することが可能になりました。それにより、患者の健康をトータルで把握することができます。また、マイナポータルから自分自身も確認することができます。

一方、デメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

【デメリット】

  • 個人情報漏洩のリスク:個人番号が含まれるため、紛失や盗難の場合には個人情報漏洩のリスクがあります。
  • 電子機器の不具合によるトラブル:マイナ保険証は電子機器であるため、不具合が生じた場合には保険証の利用ができなくなる可能性があります。
  • 年配者やデジタル機器に不慣れな人にとって、使い方が難しい場合がある。

以上のように、マイナ保険証にはメリットとデメリットがあります。利用する際には、個人情報の保護や電子機器の扱い方について十分に注意することが重要です。

マイナ保険証の取得方法と手続き

マイナ保険証の取得方法と手続きについては以下の通りです。

マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、マイナポータルから申し込む必要があります[1][2][4]。申し込みには、マイナンバーカードと暗証番号(パスワード)が必要です[1]。マイナポータルでの申し込み方法は、各サイトで確認することができます[1][2][4]。また、施策②のマイナポイント申込を行った場合は、別途健康保険証としての利用申請手続きは不要です[4]

健康保険証利用登録の手続きは、マイナポータルから行うことができます[2]。マイナポータルへのアクセスや金融機関での口座確認には一定の時間がかかる場合があるため、施策③のマイナポイント申込前に公金受取口座の登録をすることをお勧めします[4]

厚生労働省では、「マイナンバーを持ち歩くことに抵抗感がある方」向けに、セブン銀行ATMでも健康保険証利用登録手続きが可能です[3]

カードリーダー機能を備えたデバイスを被保険者や家族等が所持している場合

・「マイナポイントアプリ」をインストールして申込み
インストールした「マイナポイントアプリ」にてマイナポイント申込後、マイナンバーカードの健康保険証利用の申込(一括登録)を行う。
・「マイナポータルアプリ」をインストールして申込み
マイナポータルにおいてマイナンバーカードの健康保険証利用の申込を行う。

カードリーダー機能を備えたデバイスを所持していない場合

・セブン銀行のATMから申込み
・各市区町村において設置する住民向け端末等から申込み
・医療機関や薬局の窓口に設置する顔認証付きカードリーダーから申込み

まとめ

マイナンバーカードを健康保険証としてお得に使う方法について紹介しました。マイナンバーカードには、公的証明書として利用できるほか、ICチップによって個人番号や氏名などの情報が記録されています。マイナンバーカードを保険証として使用することで、高額な医療費が発生した場合でも自己負担額を抑えることができます。また、既に窓口にカードリーダーが設置されている医療機関では、受診等の際にマイナ保険証をかざすだけで健康保険証として利用することができます。

2024年秋めどには紙の健康保険証が廃止される予定です。マイナンバーカードの取得は任意ですが、一部の手続きでは必要な場合もあります。カードを紛失した場合は一時利用停止が可能であり、24時間365日対応しています。

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