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WordPressの引っ越し先として、エックスサーバーとConoHa WINGで迷っている。料金表を見ても、割引や契約期間が違って比べづらい。そんなときは、まず「お金を払う前に試したいのか」「切替前の動作確認をどう進めたいのか」を決めると、候補を絞りやすくなります。
この記事では、エックスサーバーのスタンダードとConoHa WINGパックのベーシックを、12か月の費用、移行方法、バックアップから戻す手順で比べます。料金と機能は2026年10月12日に公式資料で確認しました。速度の実測値は扱いません。
お試しを重視するならエックスサーバー、テスト移行を使いたいならConoHa WING
- 契約前に管理画面やWordPressを触ってみたい:エックスサーバーの通常申込みによる10日間のお試しを候補に。クイックスタートには無料お試しがありません。
- 移行したコピーを確認してから本番へ進めたい:ConoHa WINGのテスト移行を候補に。初期ドメインへのかんたん移行では、この機能を使えません。
- ファイル転送やデータベースの操作を任せたい:どちらも、移行代行の対象範囲と見積りを先に確認。「かんたん移行」があっても、すべてのサイトが対象になるわけではありません。
これは選ぶ際の出発点です。エックスサーバーでも切替前の動作確認は必要ですし、ConoHa WINGのテスト移行は無料お試し契約とは別のものです。
通常申込みのお試しを使いたい方はエックスサーバー、テスト移行の対象条件を確認したい方はConoHa WINGの公式サイトへ。
公式サイトで料金・申込み条件を見る(広告)
申込み画面では、契約期間と追加オプションを確認してから進めてください。
- 契約前に試す:エックスサーバーの通常申込み
- テスト移行を使う:ConoHa WINGの対象条件を確認
- 独自構成を移す:両社の対象外条件と代行範囲を確認
まずは違いを一覧で確認
比較するのは、エックスサーバーのスタンダードとConoHa WINGパックのベーシックです。ブログや小規模なサイトの移行先として、最初に確認したい項目を揃えました。
| 項目 | エックスサーバー | ConoHa WING |
|---|---|---|
| 12か月の定価(税込) | 13,200円 | 13,068円 |
| 初期費用 | 無料 | 無料 |
| ディスク容量 | 500GB・NVMe SSD | 500GB・SSD |
| 無料独自SSL | あり | あり |
| 独自ドメイン無料特典 | スタンダードは12か月で1つ、24か月以上で2つ。対象種類に条件あり | WINGパックで最大2つ。2つ目の対象種類に条件あり |
| 契約前のお試し | 通常申込みで10日間。クイックスタートは対象外 | 無料お試し期間なし |
| WordPressの移行 | 簡単移行。対象条件あり | かんたん移行・テスト移行。対象条件あり |
| 自動バックアップ | 基本14日分。旧サーバーのWeb・メールは例外あり | 14日分 |
| 相談窓口 | 電話・メール・チャット | 電話・メール |
| 長期契約の支払い | 契約期間分を一括前払い | WINGパックは契約期間分を一括前払い |
定価とキャンペーン料金は分けて見ます。割引がある時期は初回の支払額が変わるため、「定価が安い方=今回の申込みでも安い方」とは限りません。エックスサーバーの料金・特典、ConoHa WINGの料金・仕様を確認したうえで、以下では選び方を掘り下げます。
料金は月額の最安値より、契約期間と総額で比べる
ページの目立つ位置にある「月額○円から」は、長期契約時の金額であることがあります。12か月の契約を考えているなら、12か月の欄を見ます。
| 比較項目 | エックスサーバー スタンダード |
ConoHa WINGパック ベーシック |
|---|---|---|
| 12か月の定価・税込 | 13,200円 月換算1,100円 |
13,068円 月換算1,089円 |
| 2年間の費用目安 定価で12か月を2回払う場合 |
26,400円 | 26,136円 |
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 支払い方 | 契約期間分を一括前払い | 契約期間分を一括前払い |
2026年10月12日のエックスサーバー料金表では、12か月の初回割引額は月換算990円です(11月4日17時までの掲載条件)。この表では、割引の有無で比較がぶれないよう通常額を基準にしています。エックスサーバーは現行料金表の通常額、ConoHa WINGは2026年7月改定の定価を比較基準にしています。2年間の金額は、同じ定価が続いた場合の計算で、更新時の請求額を約束するものではありません。ドメインの費用や移行代行などの追加料金は含めていません。
年132円の差なら、復元の操作や移行方法が自分に合うかも見て選びたいところです。初回割引を使う場合は、申込み画面の合計額に加え、更新料金と更新日を控えておきましょう。
無料ドメインの特典があっても、いま使っているドメインの更新料が自動で無料になるとは限りません。新しく取得する場合と、既存のドメインを移す場合を分けて確認します。
容量と速度は、数字の大きさだけで選ばない
現在の最小プランの容量は、両社とも500GBです。写真中心のブログなら、いま使っている容量を調べ、今後どれくらい画像を追加するかを考えましょう。使用量が5GBなら、容量の上限より、画像の圧縮やバックアップの扱いが日々の運営に影響します。
写真の原本や動画を大量に置く使い方は、容量が収まれば何でもよいわけではありません。保存用途として利用できるか、利用条件も確認が必要です。ブログに使う画像と、個人の保管データは分けて考えます。
ページの速さは画像サイズ、テーマ、プラグイン、キャッシュにも左右されます。「高速」という説明だけでは、自分のサイトでどれくらい速くなるかは分かりません。移行先で画像の多い記事と管理画面を開き、普段の使い方で確かめると納得して選べます。
無料ドメインは「いまのドメインを使えるか」が大事
新規サイトなら、対象のドメインを無料で取得できる特典は費用を抑える助けになります。エックスサーバーのスタンダードは12か月契約で1つ、24か月以上で2つ。ConoHa WINGパックは最大2つですが、どちらも2つ目には種類などの条件があります。
既存サイトの移行では、無料特典のためにドメインを変える必要はありません。いまのURLを使い続けるなら、既存ドメインが特典の対象になるか、更新をどの会社で行うかを確認します。ドメインの管理会社とWebサイトを置くサーバーは別々でも運用できます。
契約時にはサーバーとドメインの期限を両方控えます。サイトが正常でも、ドメインの更新を忘れるとアクセスできなくなることがあります。無料という言葉より、更新条件と管理方法まで分かることが大切です。
困ったときの相談先も、契約前に見ておく
エックスサーバーは電話・メール・チャット、ConoHa WINGは電話・メールの窓口を案内しています。ただし、窓口があることと、WordPressの独自カスタマイズをすべて直してもらえることは別です。
移行が不安なら、「今のサイトは簡単移行の対象か」「メールも移す必要があるか」「代行を頼むと何が含まれるか」を整理して相談しましょう。エラーが出たときは、操作、時刻、画面の表示を伝えると相談が具体的になります。
夜間に作業することが多い人は、窓口の営業時間だけでなく、マニュアルで自分がたどれそうかも見てください。連絡先の数より、困りそうな作業を解決できるかで選ぶと、契約後の負担を想像しやすくなります。
移行のしやすさは「今のサイトが対象か」で決まる
エックスサーバー:移行されない設定まで読む
WordPress簡単移行は、記事や設定が入ったデータベースと、画像・テーマなどがあるwp-contentフォルダーを移す機能です。ただし、マルチサイト構成や2GBを超えるデータベースなどは対象外です。
また、サーバーの動作を指定する.htaccessファイルや、wp-contentの外にある独自ファイルはそのまま引き継がれません。転送設定や独自のプログラムを追加しているサイトでは、記事が表示できた後も確認が必要です。
ConoHa WING:テスト移行で、切替前にコピーを見る
ConoHa WINGは、テスト移行先で動きを確認した後、本番移行へ進む手順を案内しています。見た目だけでなく、記事の画像や管理画面も確認してから進めたい人には、検討する理由になります。
マルチサイトやWordPress.comからの移行などは対象外です。管理画面の二段階認証など、ログインの設定によっても利用できない場合があります。認証の保護を安易に外すのではなく、まず対象条件を確認し、別の移行方法も含めて相談してください。
どちらも、移行機能だけでドメインの向き先やメールの移転がすべて終わるわけではありません。作業全体の順番は、WordPress移行前のチェックリストにまとめています。
移行機能が今のサイトに対応するか確認できたら、希望する契約期間の料金も確認しましょう。
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申込み画面では、契約期間と追加オプションを確認してから進めてください。
バックアップは、戻す作業まで比べる
両サービスとも、Web・メール・データベースの自動バックアップは基本14日分です。エックスサーバーの旧サーバーではWeb・メールが7日分となる例外があります。
エックスサーバーは、サーバーパネルで日付を選んでMySQLデータベースを復元する手順を公開しています。Webファイルの取得・配置は別の作業なので、データベースの復元だけでサイト全体が戻るとは考えないようにします。
ConoHa WINGのWeb復元は、取り出したデータをFTPなどでWeb領域へ移す手順です。FTPはパソコンとサーバーの間でファイルを転送する方法です。取り出したデータは24時間後に削除されるため、作業前に手元へ保存しておきます。
いざというときに操作できるか不安なら、契約前に復元マニュアルを開き、どこまで自分でできそうかを見てください。バックアップ自体の準備は、WordPressのバックアップと復元確認も参考になります。
長期契約する前に、解約と自動更新も確認する
エックスサーバーは、解約申請後も利用期限まで使えますが、支払い済みの料金は返金されません。ConoHa WINGパックは契約途中の解約・返金ができず、終了したい場合は自動更新をOFFにして満了を待つ方式です。
ConoHa WINGパックの更新決済は満了日の30日前です。終了する予定がある場合は、それより前に自動更新を止める必要があります。長い契約の安さだけで決めず、どれくらい使う予定かも考えましょう。
契約前によくある疑問
いまのドメインと記事URLは、そのまま使える?
同じドメインを移行先へ設定し、記事のURL構成も維持する方法で移行できます。新しいドメインの取得やパーマリンク変更を、サーバー移行と同時に行う必要はありません。検索から来た読者が迷わないよう、まず今のURLを保つ計画を立てます。
新規開設と移行は同じ操作?
新規開設は空のサイトを作る作業、移行は記事・画像・設定を引き継ぐ作業です。申込み時にWordPressを設置しても、元の記事が自動で移るとは限りません。引っ越しなら移行マニュアルを先に読んでおきます。
長期契約の方がお得なら、3年契約でいい?
長期契約は月換算が下がる一方、最初に払う金額が大きくなります。運営を続ける予定が固まっていないなら、1年間の総額から検討する方法もあります。途中で使わなくなった場合の扱いと次回更新日を確認して決めてください。
自分でもバックアップを取る必要はある?
あります。自動バックアップは保存期間を過ぎたデータを残し続けるものではありません。大きな更新や移行の直前は、ファイルとデータベースを自分でも保存し、その時点へ戻す選択肢を残します。
最後は「自分が進められる手順」と総額で決める
まず現在の構成で移行機能を使えるかを確認します。そのうえで、お試しを利用したいならエックスサーバー、テスト移行の流れを使いたいならConoHa WINGを候補にすると、選ぶ理由がはっきりします。
申込み前に確認する4つのこと
- 現在のサイトが移行機能の対象かを確認する。
- 希望する契約期間で、初回の支払総額と更新時の料金を確認する。
- 移行先の動作確認、メール、ドメインの切替を誰が行うか決める。
- 納得できたら申込み、元のサイトを残したまま移行を進める。
まず操作を試したいなら、エックスサーバーで通常申込みのお試し条件を確認してください。テスト移行の流れが合いそうなら、ConoHa WINGで対象条件と契約期間を確認してください。
条件と費用に納得できたら、申込み画面で契約期間と支払総額を確認してください。
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