この記事にはアフィリエイト広告を含みます。仕様・販売ページの確認日:2026年10月17日。メーカー公表値を基にした解説です。
PRIMERGY TX1310 M5を探すと、同じ名前でもメモリやHDD、OSが違う商品が並びます。本体だけを買って自分で構築するのか、Windows Serverが入った構成を買うのかで、必要な費用も作業も変わります。
TX1310 M5は、OSやストレージを選び、自分で管理する小規模サーバーを探している人の候補です。一方、家族の写真やPCのバックアップをまとめたいだけなら、専用NASも比較しておくと、導入後の手間まで含めて選びやすくなります。
- 本体価格にHDD・OS・必要なライセンスが含まれているか
- リモート管理が必要なら、BMC対応タイプか
- 中古なら、保証・付属品・動作確認の範囲が明記されているか
TX1310 M5が向く用途と、NASを選んだほうがよい用途
サーバーを買う目的を「保存場所が欲しい」と「自分でシステムを動かしたい」に分けると、判断しやすくなります。高性能な本体を選んでも、設定や更新を引き受ける人がいなければ、使いやすいシステムにはなりません。
| やりたいこと | 比較する候補 | 決める前に考えること |
|---|---|---|
| OSを選び、検証環境や小規模な業務システムを作る | TX1310 M5などのサーバー | 利用ソフトの対応OS、必要なメモリ、保守担当 |
| 写真やファイルを複数のPCから使う | 専用NAS | 対応アプリ、容量、バックアップ方法 |
| WordPressの公開サイトを維持する | レンタルサーバーも比較 | 自宅の回線・停電対策・更新作業を続けられるか |
仕事のデータを置く場合は、本体の性能だけでなく、故障したときに何時間止められるかも大切です。予備機や復元手順が必要な運用では、その費用も含めて検討しましょう。
自宅サーバーからレンタルサーバーへ移すべきか、費用と保守の手間を比較する
参考価格は196,900円。ただしHDDとOSは別売り
確認できた販売例は、PGダイレクトヤフーショップのXeon E-2324G・メモリ8GB・iRMC搭載・HDD別売り・OSなしという構成です。本体は196,900円、東京都向けの送料表示は2,140円で、合計199,040円でした。配送先で送料は変わり、価格や在庫も変動します。発送日は販売店で確認してください。
| 費用の項目 | 確認した販売例 |
|---|---|
| 本体 | 196,900円(税込) |
| 送料 | 2,140円(東京都への表示) |
| 本体+送料 | 199,040円 |
| HDD・SSD | 別途必要。容量・台数・対応部品を確認 |
| OS・ライセンス | 別途必要。使用するOSと利用条件で異なる |
| キーボード・マウス | この販売構成には付属しない |
つまり、約20万円が「すぐ使えるサーバー一式」の価格ではありません。手元の部品を使えるか、買い足す必要があるかを確認してから、OS付きの完成構成と比べるのが順序です。ポイント還元や初回限定クーポンは、この参考価格から差し引いていません。
中古価格と比べるときは、欠品と保証もそろえる
中古品では、本体が安くてもストレージの取り付け部品、ケーブル、OS、保証が別条件の場合があります。「TX1310」というシリーズ名だけで選ばず、M5の表記とCPU、メモリ、HDD、BMCの有無を商品ごとに確認してください。
- HDDの取り付けに必要な部品やケーブルはそろっているか
- 動作確認は電源投入だけか、ストレージやLANも含むか
- 初期不良の連絡期限、返品条件、送料負担はどうなっているか
- OS付きなら、再インストール方法とライセンスの扱いが明記されているか
中古構成例|PYT1315T3S
Pentium Gold G6405/8GB/500GB HDD×2/OSなし。アールデバイスの参考価格は128,000円(2026年10月17日確認)。送料と保証条件は販売ページで確認してください。
先ほどのXeon・iRMC搭載構成とはCPUとストレージが異なります。同じ条件での価格差ではありません。
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増設前に知っておきたいメモリとストレージの条件
メーカー資料ではメモリはUDIMMで4スロット、最大128GBです。販売構成によって搭載メモリや動作速度が異なるため、3200という数字だけで選ばないことが大切です。ストレージは3.5インチのノンホットプラグ構成です。上限容量だけで部品を選ばず、システム構成図と、購入する個体の構成を照合してください。
「DDR4だから使える」とは限りません。RDIMMとUDIMMを混同せず、対応する型名と組み合わせを確認します。
ノンホットプラグのため、稼働中に引き抜く使い方を前提にしません。マニュアルに沿って停止して作業します。
RAIDを組む場合も、バックアップ用の保存先は別に必要です。RAIDはドライブ故障への備えになりますが、誤って消したファイルや不正な書き換えまで元に戻してくれる仕組みではありません。容量を決める段階で、復元用のコピーをどこに置くかも決めましょう。
遠隔管理したいなら、BMC対応タイプか確認する
TX1310 M5にはBMC対応タイプがあり、iRMCによるサーバーの状態監視や電源制御を利用できます。ただし、すべてのTX1310 M5が同じ遠隔管理機能を持つわけではありません。
- まずBMC対応タイプか確認販売ページにiRMCの記載があるか、構成を照合します。
- 必要な操作を決める電源の制御だけなのか、遠隔で画面を見て操作したいのかを分けます。
- 追加オプションを確認画面転送などの機能は、リモートマネジメントコントローラのアップグレードが必要です。
離れた場所から管理したい人ほど、購入前にこの違いを確認しておく価値があります。「iRMC搭載」という一言だけで、必要な機能がすべて使えると判断しないようにしましょう。
静音性と電気代は、設置場所と使い方で考える
小型のタワー型サーバーでも、寝室に置けるかは別の問題です。HDDの動作音やファンの変化が気にならない場所を用意し、排熱のための余裕も確保してください。静かなオフィス向けという説明だけで、生活空間での無音を期待するのは避けたいところです。
人が寝る場所から離す
排熱・配線の余裕を確保
実消費電力で計算
交換部品とバックアップ費も含める
250W電源は、常に250W消費するという意味ではない
電気代は実際の消費電力と稼働時間で変わります。下の表はTX1310 M5の実測値ではなく、24時間・30日稼働、電力量単価31円/kWhと仮定した計算例です。契約している電気料金と、運用時に測った値に置き換えてください。
| 平均消費電力の仮定 | 月間電力量 | 月額の計算例 |
|---|---|---|
| 30W | 21.6kWh | 約670円 |
| 60W | 43.2kWh | 約1,339円 |
| 100W | 72kWh | 2,232円 |
計算式は「W ÷ 1,000 × 24時間 × 30日 × 電力量単価」です。本体の購入費だけでなく、数年間動かす間の電気代、ドライブ交換、バックアップ用機器も予算に含めると、導入後の負担が見えてきます。
OS付きなら安心?購入前に確認したいこと
同じTX1310 M5でもOSなしの販売品と、Windows Serverが含まれる構成があります。メーカーの2025年9月版オリジナルモデル資料には、Windows Server 2025 Standardのライセンスと、Windows Server 2022へのダウングレードサービス付き構成が掲載されています。
ライセンスのバージョン/実際にインストールされるOS/再インストール用メディア/接続する利用者や端末に必要なCALを、見積書で確認しましょう。
このメーカー資料ではCALは別途手配です。OS付き本体を買えば、あらゆる利用条件が満たされるわけではありません。業務ソフトを動かすなら、そのソフトの対応OSとサポート条件も販売元に確認してください。Linuxを自分で導入する場合も、ディスクやLAN、RAIDの対応を事前に調べてから選びましょう。
結論:本体価格ではなく、動かせる状態までの総額で選ぶ
TX1310 M5は、自分で構成を選び、更新やバックアップも管理できる人に検討しやすいサーバーです。購入候補が見つかったら、まず型名と構成を確認し、不足する部品・OS・保証を足した総額を出しましょう。
- 用途を決める業務システム、検証、ファイル保存のどれが中心か。
- 構成と追加費用を確認するメモリ・HDD・OS・BMC・ライセンス・送料をそろえて比較。
- 運用できるか判断する設置場所、更新、故障時の対応、バックアップの復元まで考える。
ファイル保存が主目的ならNAS、自宅での公開サイトの保守を減らしたいならレンタルサーバーも候補になります。必要な機能を満たし、無理なく管理を続けられる構成を選ぶことが、余計な買い直しを防ぐ近道です。



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